2治癒までの過程
とりあえず最後に治療した歯が原因ではないかと考えて、
自分なりに調べてみると
歯を閉じても厚紙がすり抜けるくらいスカスカの状態だったので
この低い調整が原因ではないかと考え、
試しに紙を奥歯に貼ってみたところあごのクリック音が消えましたので、
その事を説明して最後に治した歯をやり直してもらおうと店に行きました。
歯医者は「顎関節症のプロであり研修も受けているから安心してください」などと言っていましたが、こちらにすれば
自分で壊したのによく言えてものだとあきれながら聞いていました。
すると
歯医者の言い分では、顎関節症の原因は歯の治療とは別に生活態度や環境に何か変化がありそれが原因との主張でした。
しょうがないので、自分の実験法を話し高さを高くしたところクリック音が消えたという話をして、やや強引にやり直してもらいました。先生は舌打ちをしながらもやってくれました。
結果
低かった歯が元に戻りあごのクリック音は無くなりました。
この一点で大丈夫かなと思っていたところ、
クリック音以外の症状が次々と出て来ました。
耳鳴り、肩こり、めまい、右手のシビレ、花粉症。
歯のほうにもまだ不具合が残っています。
麺類を食べると、何本かの麺が噛み切れずにつながったままの状態になってしまう事。
つまり噛み合わせが悪いので、あちこちに隙間がある部分があり、食べ物が噛み切れない部分が出来てしまっていたのでした。
あごの問題だけでいろいろな症状が出る事は知っていましたが、実際になると、かなりつらいものです。
本格的な検査が始まります。
検証
治療したところの図を見ると分かりやすいと思いますが
右側の奥歯は上下を合わせた場合4箇所中3箇所の治療をされています。
奥歯があごの柱の役目をするとしたら真ん中の1本だけが正常で後は低くなってしまっています。
左はかろうじて真ん中の2本だけなので奥と手前の2本が支えになってくれていましたので、何とかあごが低くならずに維持できました。
左は正常で右が低くなってしまったために顎関節が発生したと考えました。
形の不全についての説明や詳しい説明は次の顎関節症の仕組み説明します。
治療をお願いするのですが、
顎関節症に成ったという事
歯のこれが原因では無いかと言う説明
自分がカイロプラクターで顎関節についてはいくらか勉強している
と言う話をすると、ことごとく治療を断られてしまいました。
または大学病院を紹介するという形になります。
私の考えでは低い調整と中途半端な型取りによる不全さえやり直してくれれば良いだけだと考えているのですが・・
ちなみに大学病院ではプレート療法と言ってマウスピースをはめて生活をして
強く当たる部分、弱い部分を探し出し噛み合わせを正しくしましょうというやり方です
仕方がないので、違う形でのアプローチをしました。
顎関節症の事は何も言わず(聞かれたがその辺は問題ないと答えました)
右側の奥歯が手前2本が低いままなので、ものが噛みにくいという理由でお願いしました
これは作戦成功して、すんなりと低い調整の歯をやり直してもらえることになりました。
とりあえず2本治したところで、変化が現れました
耳鳴りが小さくなって来たのです。
5本全部やろうと考えていましたが、とりあえず3本やり直した時点で
症状が少し落ち着いてきた事。
始めは小さな詰め物だったのが一本のほとんどが銀歯になってしまった事
歯の場合いじればいじるほど悪くなっていくので、とりあえずここで様子見にしました